Rossella Barattolo:Times of Malta インタビュー2007年7月② |

(インタビュー続き)

形式的にはバリオーニのプロフェッショナルな人生の
世話役と言うことになる。


「これが結果なの。」
彼女は付け足した。

「彼のプライベートな生活の一部分でもあるのよ。」

つまり、通常アーティストを取り巻く人々は
恐らくプロとしての資格をそれほど備えてはいない
ものなのだろう。
(しかし彼女の場合)側近の人々、キャリア向きの
マネージャーと言うより、むしろ彼女曰く、


「彼らと信頼感を感じ取ることが本当に必要なのよ。
ある時点で、仕事を完全に任されたの。
クラウディオと仕事を始めたばかりの頃は、随分と
ショックを受けたわ。時々彼は全てをわたしの手に
ゆだねるのよ。ものすごく大きな責任を感じたわ!」

任された事で、あなたが間違いを犯したことがありますか?
「もう、何度も!でも、その経験が正しい指標になったの。
とにかく、どんなアイディアもクラウディオから生まれるのよ。
それから、わたしに任されるの。」

あなたの責任において、意味的に変化した出来事
がありますか?ロッセッラは言いよどんだ。彼女のキャリアが
意義のあるものかどうか彼女には分からなかったが、3回目の
オ・シャのプロジェクトを実行するかどうかのわかれ道の時、
彼女は前に進むべきだと彼に進言した。
多分彼の成功と、全てをやりとげることのできるアーティストの
キャリアによって彼女のキャリアは別の次元に到達することが
できたのだ。
オ・シャ基金は移民に関わる自覚を喚起させる目的で
生まれた。ロッセッラが一歩踏み出したことで、彼女が
考えていたほどマネージャー兼パートナーの関係が
むづかしくはないと思ったのだ。

「ショービジネスとは全く関係の無い世界にいたのにね!」
旅を常に愛し、観光客の視点を持ち、情熱を持ち、人々を
集め、イベントを遂行し、橋渡しをすることも苦にはならなかったのだ。


ヴァレッタ・ウォーターフロントのオ・シャのコンサートの後、
一週間のマルタ滞在の最後の日に彼女はまた別の物語
に没頭していた。
ロッセッラはアッタルドのコリンティア・パレスホテルの静かで、
エアコンの効いている一角を探した。
長身のすらりとした肢体、典型的なイタリア人女性の豊満さを
ふりまいている。黒髪と、黒褐色の瞳が、地中海スタイルを
きめている。
彼女は他人に対して常に肯定的な接触をし、警戒心を持って
接することはほどんど無いという。
しかし、相手が彼女の裏表の無い誠実さを受け取らない時には、
その限りではない。


「皆、間違っていることもあるわ。でも、わたしは文字通り
裏表のある人たちとは距離をおきたいわね。
そんな人間なんて尊敬できないもの!」

この性格からしてはっきりとしているのは、対人関係だけ
ではなく、愛情の面でも誠実と不誠実が話題にのぼって
いるということだ。

あなたのお相手にはたくさんのファンと女性がいますが、
どう対処していますか?


「ごく自然に。自由の判断に基づいて、冷静に振舞っているわ。
わたし達は自由であるべきだし、やりたい事をやるべきよ。
ただし、信頼という基準の枠の中にいつもいることははっきり
しているわね。
クラウディオがわたしと一緒に過ごした20年間が義務的な
ことだったなんて、考えたくもないわ。」

(続く)
画像


記事執筆:Letterina
翻訳協力:Pettinelli
CLAUDIO BAGLIONI NIPPON/クラウディオ・バリオーニ・ニッポン

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